父はお金を借りれない状況だったので、私が代わりに借りた
私がお金を借りる必要があったのは、最初は父のためでした。
父は自分で事業を起こしていていました。
肩書は社長ですが自営業はなかなか厳しいようでした。
そんなとき、父が管理する現場で事故がありました。
そのため損害金を支払う羽目になりました。
父は既に借金をしておりどこからも借りられない状態でした。
なんとか示談で済ませたい、でも現金が用意できない…。
怪しげな商工ローンか闇金で借りるしかないのかと思い詰めていました。
そんな感じだったので、思い切って娘の私が代わりにお金を借りることにしました。
返済しなくていいので、借金を増やさないで欲しい
私は大した給料を貰っていませんでしたが、正社員として勤めていました。
なんとか消費者金融など数社から借り、父に足しにして欲しいと50万円を渡しました。
父は最初は拒んだのですがやはり苦しかったのでしょう、「すぐに返すから」といい受取ました。
それから20年経っていますが、今でも50万円は戻ってきていません。
でも今まで育ててくれた父ですし、私は戻ってこなくていいと思っています。
返さないでいいので、これ以上事業で失敗して借金が増やさないで欲しいです。
できれば事業も畳んで欲しいです。
これは私だけではなく、母も思っていることです。
私も父に50万円を渡した後自分のためにお金を借りるなどし、一時は約150万円まで借金が膨らんでしまいました。
債務整理をして借金を縮小、完済まであと一歩というところまで来ています。
親子揃って借金癖があるのは遺伝なのかな、とつくづく思います。
災害にあって借金をした
私たちの住んでいる地域に集中豪雨がありました。
多くの家屋が浸水、うちの家もその1つでした。
住宅兼事務所だったため、仕事に使う機械もいくつか浸水でダメになっています。
災害による損害で保険金は下りるのですが、それでも全て賄える訳ではありません。
家もリフォームしたばかりで貯金もほとんどありませんでした。
しばらく仕事ができなくなってしまったため、生活が困難になりました。
そのためお金を借りる必要がありました。
最初は絶望のため途方にくれましたが、私にはまだお金を稼げる体があると気持ちを振るい起こしました。
仕事を手伝ってくれていた妻はパートに出て、お金を作ってくれました。
幸い遠くに住んでいる親戚からも援助がありました。
当面の生活費が必要だったためカードローンで30万円ほど取りあえず借りました。
後は災害時の特別貸付を申請しているので、そちらで200万円ほどは借りられる予定です。
できれば災害時貸付でお金を借りることができれば、他の借金を返していきたいです。
でも今後ちゃんと仕事ができるように生活を立て直していかないといけないので、そちらの方にお金を回すのが精いっぱいです。
災害時の貸付制度でお金を借りることができるのはもちろんありがたいですが、それだけは全て賄えない現状があります。
いざという時は、やはり手元にある現金が必要です。
また仕事が順調に動き始めて収入が安定してくれば、親戚へもお金を返していきたいと思っています。
[追記]